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  • 2020年4月8日



俺がすることはお前もしていいと請われてピアスの幽霊を噛む

甘いらしいお前の舌と喉の毒を俺のに全部注いでくれ

誰もがこうして耐えているのか ひとりであること ふたりでいること

黙ったまま笑うお前は金星と俺のかたちの棺桶に似て


  • 2020年3月23日



波の向こうに凸の影を送る 帰ってこなくていいと呟く


楽園の砂を払う手の慎重を愛と呼んだら笑うだろうね


君たちの温んだ膚に置き去りの海 朝と夜とに帰りゆく


  • 2020年3月12日



置き去った十七歳を救うほど想像通りの鎖骨の温度


空白に名前を付けず触れたこと咎めないことを約束と呼び



呼ぶ声に許されたんだと思った ここに帰っていいと信じていいと


これで何が終わる訳でもないんだと言うお前の神になりたい



きっと誰も悪くないからもう一度呼んで 足りない二人を許す



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