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声は酸性




記憶は無声映画じみていて呼ばれた名だけが飛び石のように


その頃はきっと手ぶらの旅人と宣う人の鉢植え青く


デザートを取り分けて曰く幸福の均等化を図るためとか


砂漠まで連れ立つ口約束を君の舌根に溶かして忘れる

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