その舟を呼ぶには2022年1月6日新陳代謝の果て他人になる恐れを目分量で計る迷信を口に出すような誠実、君が未来を恐れるときの小さな死のたび君が減るのなら今朝のコーヒーはミルクを多くさみしいを瓶に詰めておく さみしいというラベルをお前がつける
声は酸性2021年10月15日記憶は無声映画じみていて呼ばれた名だけが飛び石のようにその頃はきっと手ぶらの旅人と宣う人の鉢植え青くデザートを取り分けて曰く幸福の均等化を図るためとか砂漠まで連れ立つ口約束を君の舌根に溶かして忘れる
薄青に殉じること2021年4月7日 真昼間を引き連れ帰る背の骨を 称えずに居る、貶さずに居る 春の色は青だと思う 寝癖だし、擦って潤んでこっちを見るし「笑ってよ、クラスが離れる心配がなくなってから四月が好きだ」 満ちているように見えたら中身を当てて 古びることは怖くないから