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けだものに星は見えない



ぺしゃんこの身体を辿り合う 星の無い夜の底に潰されて


どこへでも、と伸べた肢体をさ迷って膝食む牙は痕もつけずに


骨と肉ただそれだけと伏せられた一等先に消え失せる青


初めて俺を見たように(綺麗だなんて)今はただお前の声を湛えた器


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